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学びの仕組み

カリキュラムの特徴


4つのコースと学びの流れ

明星大学 理工学部には「総合理工学科」という一つの学科のみが存在し,その中に「物理学コース」,「化学・生命科学コース」,「機械工学コース」,「電気工学コース」という4つのコースがあります。基本的には入試の時点で希望するコースを選んで受験し,合格するとそのコースに入学してそれぞれの専門分野を深く学んでいくことになります。

※各コースの特徴や学べる内容については,以下のリンク先をご覧ください。

各コースの紹介

さらに,一般選抜および大学共通テスト利用選抜では「フレキシブル入学制度」での募集も行っています。フレキシブル入学制度で入学すると,「入学時にはコースを決めずに,2年生に進級するときに自分の所属するコースを決める」ことができます。1年生の間にいろいろな講義や実験を体験してみて,自分の興味や目指す進路がある程度見えてきてからコースを選択することができますので,理工系には進みたいけどやりたいことが絞り切れない,まだ自分が何をやりたいのか将来像がはっきり見えない,といった場合におすすめめです。

※フレキシブル入学制度に関しては以下のリンク先をご覧ください。

フレキシブル入学

4つのコースは1年生のあいだはすべて同じカリキュラムとなっており,さまざまな分野で必要となる基礎的な数学や,理工学の幅広い分野の基礎知識や実験技術を学びます。現代の技術者はいくつもの分野の知識が必要とされることも多く,ここで幅広い知識を学んでおくことは将来の進路を広げることにも役立ちます。さらに,各分野の概要や社会とのかかわりなどを学べる各種の概論科目が選択科目として設置され,自分の興味のある分野について知識を深めていきます。

2年生からは,各コースに分かれての専門的な講義がいよいよスタート。目的に合わせて複数の講義をまとめた「専門プログラム」などの仕組みにより,自分の進路や興味に合わせた講義を履修することができます。学生実験では専門分野の高度な実験技術や解析法などを学び,将来社会で活躍するための力を養っていきます。

3年生の後半からは,いよいよ研究室に所属して卒業研究が始まります。ここまでの学生実験は「どうなるか結果の分かっていることを行って,技術を磨く」というものでしたが,卒業研究では「まだ誰も作ったことのないものを作る」とか「いまだ解明されていない謎を解き明かす」といった,結果の分からない研究に自分の知識と技術で挑んでいきます。この卒業研究に取り組むことで,計画力,実験技術,思考力,プレゼンテーション能力がぐんと伸びて,大きく成長することができます。

分野を横断した学びが可能

明星大学 理工学部では,幅広い分野が一つの学部・学科にまとまっていることを最大限に活用したカリキュラムを実現。自身の所属するコースに限らず,他コースの講義も自由に履修することができます。例えば,物理学コースに所属して理論を学びつつ化学・生命科学コースの講義を履修して分子や原子の性質を深く理解すれば,新材料の開発者を目指す際に大きなプラスになります。機械工学コースの学生が電気工学コースの講義で電子制御について学べば,家電やロボットの開発などで大きな役に立つことでしょう。一方で,他コースの講義を履修せずに,これまで通りに一つの分野をより深く学んでその分野のスペシャリストを目指すことももちろん可能。自分の興味や進路に合わせ,幅広く学ぶことも,深く学ぶことも自由自在。そんな「自分らしい自由な学び」を実現できるのが,明星大学 理工学部の大きな特徴です。

目的に応じて選べる16の「専門プログラム」

16の専門プログラム

大学の選択科目は数も多く,自分の夢をかなえるためにはどの講義を選べばよいのかよくわからない,ということもあるでしょう。そこで明星大学 理工学部では,目的や目指す進路に合わせて科目をひとまとめにした「専門プログラム」という仕組みを整備。例えば物理学コースの学生が新素材の開発などを目指したければ,「マテリアルサイエンス」という専門プログラムに沿って講義を選択していけば,素材開発に必要な知識を身につけることができます。自分の所属するコースとは別コースの専門プログラムを履修することも可能です(※)。例えば先ほどの新素材の開発を目指す学生であれば,化学・生命科学コースの「機能性材料」も履修すれば,素材に繋がる分子レベルでの知識を深めることもできます。

※専門プログラムで習得した単位数は,卒業要件に加算できます(上限あり)。

また,自分の履修している専門プログラムに含まれない講義も個別に履修することが可能ですので,興味のある講義や目指す進路に関係の深い講義を自由に追加して学ぶこともできます。

※どんな専門プログラムがあるか,などに関しては以下のリンク先をご覧ください。

専門プログラム

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