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お知らせ

電気工学専攻の学生が「令和5年 電気学会 全国大会」で研究発表をしました

2023年3月15日(水)〜3月17日(金)に名古屋大学で開催された「令和5年 電気学会 全国大会」で,電気工学専攻修士2年生菊池孝志さんが口頭発表にて研究発表を行いました。

この全国大会の参加者数は,延べ1万名を超える会員が日頃の研究成果を発表する場で,各自が取り組んできた研究内容を,多くの参加者から直接質疑討論を受けることで,各自の研究を発展させる場となっています。

研究発表タイトル:「マルチタッチに対応した学習型圧電タッチパネルの試作」

発表内容:電気機器に用いられるタッチパネルの新しい手法として,圧電方式が着目されている。圧電方式は力の検出感知が高く,利用者の力の大きさを敏感に感知することが可能である。また複数個所を同時検出可能なマルチタッチも可能であり,タッチパネルとして性能に向いていることが明らかとなっている。しかし圧電方式は不要な接触ノイズ,複数ヵ所同時に押した際に起こる不安定性,ユーザー毎に押す強さや,指の接触範囲にバラつきがあるなどの課題がある。そこで本報告では,操作時における安定性を求めるために,ユーザー毎のタッチ強度を考慮したマルチタッチ対応の学習型圧電タッチパネルの開発経過について報告する。