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お知らせ

電気電子工学系の4年生が「電力システム技術東京私学連合ブランチ」で研究発表を行いました

2022年12月10日(土)、明星大学で開催された「電力システム技術東京私学連合ブランチ」で、電気電子工学系4年生の五十嵐智裕さん、郷原勝貴さん、大久保薫平さん、川島大輝さん、坂田尚哉さん、清水敦也さん、大澤夏尋さん(以上、伊庭健二研究室)、新井雅人さん、有賀雄紀さん、白野陽さん、小池俊輝さん、辻村燈也さん、中島大知さん、松崎一真さん(以上、石田隆張研究室)が研究発表をしました。

この研究発表会は電力システム関連の研究に携わる、関東地区の工学院大学、芝浦工業大学、東海大学、明星大学、サレジオ工業高等専門学校の学生を対象に、卒業研究の中間報告として研究内容を公開し、その内容の議論、同世代の学生同士の交流という貴重な経験を積んでもらうために、毎年この時期に電気学会東京支部より援助をうけて開催されるものです。なお、本年度は合計41名の発表者(内、明星大15名)と25名の聴講者、8名の教員の参加でした。

代表研究発表タイトル(1):「FIP制度下でのPV発電所併設蓄電池の機器容量と充放電制御の検討」

発表者:川島 大輝(伊庭健二研究室)

発表内容:本稿では現在の電力市場におけるFIP(Feed In Premium)制度のもとでの蓄電池の経済運用を調査検討し、簡易的なタイマー制御を用いた蓄電池の充放電制御によるアービトラージ(裁定取引/値差取引)の経済効果をシミュレーションで調査検討内容を行った。

 

代表研究発表タイトル(2):「簡易モデルを用いた水トリーの進行と損失電流波形の評価」

発表者:小池 俊輝(石田隆張研究室)

発表内容:本報告では従来、複雑な非線形性な電気伝導性でモデル化していた水トリー絶縁劣化手法に対し、線形な電気伝導性を示す簡易モデルを用いる手法を提案し、提案した簡易モデルが水トリー劣化の検出に耐えうるか否かの基本的特性を,シミュレーションにより検証を行った。