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企業や研究所で働きながら大学院に通い、スキルアップと学位取得(修士号・博士号)を目指してみませんか?

社会人にとって、修士号・博士号をとることの意味

技術の進歩の早い現代社会では、次々と変わる状況に素早く対応できる高度な能力が求められています。新たな物事を発見・開発するために未知の領域へと踏み出すとき、頼りになるのは手持ちの知識と、それを活用して問題を解決するための思考力です。大学院では新たな技術や知識を学べるだけでなく、未解決の問題をどこからどのようにして切り崩していけばよいのか、そして手持ちの知識をどのように活用すればよいのかという方法論を、最先端の科学・技術の研究というこれ以上ない実践的な場を通して身につけることが可能です。

また、企業の海外進出等の増加に伴い世界各国の企業との連携も増えていますが、修士号や博士号といった学位は相手からの信頼の向上に大きな役割を果たします.これらの学位を取得しているということは、科学的な思考が身についており、基本的な科学・技術の知識を備えている、という証であるためです。特に欧米企業においては研究・開発現場における修士号・博士号取得者の比率が非常に高く、相手と対等の立場で議論を行うためにも大学院でのしっかりとした専門教育が欠かせません。

明星大学 大学院 理工学研究科では、高度な大学院教育を求める社会の要請に対し、専門に応じた6つの専攻を用意。今後いっそうの活躍が期待される研究者・技術者の養成に力を入れています。また、知的好奇心を満たす生涯学習の場としても重視しており、様々な目標を持った社会人の皆様を歓迎いたします。

大学院での研究

実際の研究活動には様々なケースが考えられますが、例えば企業における工夫や技術開発が研究の種となり、それを発展させる形で大学院での研究を行うことも。それぞれの専門分野の学会で活発に活動している教員が指導にあたり、その指導と議論を通し研究対象に対する理解を深め、学術論文という一つの完成形へとまとめ上げます。得られた研究成果は単に学位の取得で終わるものではなく、企業における研究開発のさらなる深化や、新たな開発の原動力となる事も期待されます。

社会人入試の実施

明星大学 大学院では、一般学生とは別枠として「社会人入試」を年に2回実施しています(10月と2月)。この社会人入試においては、職務経験等のこれまでに培ってきた技能や研究も重視しております。

出願資格(詳細は募集要項を参照のこと)

■博士前期課程

大学を卒業して学士の学位を取得している者または取得見込みの者で、企業・官公庁等に在職中で、入学年度3月31日までに原則として志望する専攻分野に関連する2年以上の実務経験を有するもの。その他、理工学研究科委員会において、大学を卒業したと同等以上の学力があると認めた者。

■博士後期課程

修士の学位を取得している者または取得見込みの者で、企業・官公庁等に在職中で、入学年度3月31日までに原則として志望する専攻分野に関連する2年以上の実務経験を有するもの。その他、理工学研究科委員会において、修士の学位を有する者と同等以上の学力があると認めた者。

選抜方法(詳細は募集要項を参照のこと)

いずれの課程においても、小論文と面接を実施します。出願前に、指導を希望する教員と綿密な連絡を取ることが必要です。