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講義紹介

特徴ある講義を紹介

機械工学コース

3D-CAD

どんな内容の講義?

現代のものづくりでは,コンピュータを活用した設計(CAD)が必要不可欠です。機械工学コースの全学生が履修するこの講義では,多くの企業で使用されている業界標準のCADソフトであるCATIA_V5を用いた設計を体験的に学びます。

特徴は?

製造業では,実際に製品を作る前にコンピュータ上で各種の部品を検討・設計しています。このコンピュータを利用した設計はComputer Aided Design(CAD,キャド)と呼ばれ,機械の設計を行うならCADを使いこなす能力は必要不可欠です。明星大学の理工学部では,自動車業界など幅広い分野で標準的に使用されているCADソフトであるCATIA_V5をいち早く導入,企業の設計部門と同じ環境での設計に学生のうちから習熟することが可能です。

この授業で学んだ3D-CADに加え,実物を読み取りデータ化する3Dスキャナー,そのデータを3次元プリントする3Dプリンターなども活用し,フォーミュラカー,ロボット,航空宇宙,鉄道関連の各種プロジェクトへの参加や,卒業研究へと応用しています。

3D-CADによる設計

図1. 自動車技術会が主催する学生フォーミュラ大会に参加するためのマシンを3D-CADを利用して設計しているところです。3D-CADの講義時間以外でも,さまざまな部品等の設計に利用したり,専門の教員から指導を受けることができます。

どんな進路につながる?

この講義で使用するCATIA_V5は皆さんが名前を聞いたことのあるような大企業でもよく使われているソフトであり,その操作に習熟していることは機械系の製造業への就職の際には大きなアピールポイントになります。将来の進路として機械の設計・製造を目指す方にはまさにぴったりな講義と言えます。講義時間外にも3D-CAD担当の専門教員からじっくりと教わることができますので,自分のペースで,就職後に即役立つ技術を深く身につけていくことが可能です。