新入生の皆さん、入学おめでとうございます。
さて、皆さんは、何を求めて大学に入ったのでしょうか?
私の好きな言葉のひとつに、中学以来の旧友から聞いた、「知識は人を自由にする」があります。
これと似た言葉に、「真理がわれらを自由にする」が、国会図書館のホールに刻まれています。
私個人的には、この言葉の意味は、さまざまな知識や考え方を身につけることによって、人生における選択肢が増えること、と考えています。
私の好きな言葉のもうひとつに、「人生に無駄なことはひとつもない」があります。
そのときは無意味だと感じて嫌々にやっていたことが、後々別のこととリンクして自らの助けになったことがあります。
皆さんには、自分の専門分野を学ぶことはもとより、大学生活の中で、周りにいる教職員、先輩、同級生、後輩などの多くの人たちからさまざまな知識や知恵を吸収して欲しいと願っています。
最近のCMで耳に残った言葉に、「3年で人生は変わる」があります。3年で人は変われるということです。
1年生のときに講義で知り合った学生が、4年生になり研究室で卒業研究の活動をともにして、卒業して行くときに大きく成長していることをしばしば感じています。
4年間の過ごし方は人によっていろいろでしょうが、皆さんのこれからの人生に大きな影響を与えることは間違いありません。
今、興味を抱いていることやチャレンジしたいと思っていることに、先ずは積極的に取り組んで、自らの可能性を引き出してください。
卒業のときに進化した皆さんの姿を楽しみにしています。
平成26年4月
理工学部長 清水 光弘
4月8日より前期授業が開始いたしました。
そこで、明星大学理工学部ではどのような授業を行っているかその一部を紹介します。
理工実験実習Ⅰ(1年次必修科目)
物理学系/生命科学・化学系/機械工学系/電気電子工学系/環境・生態学系の6学系から2テーマずつ開講し、
班分けされた学生が毎週異なるテーマの実験実習を行う、理学・工学、またそれぞれの学系の枠を超えた授業です。
物理や化学の基礎的な実験から、ものづくりやCAD(コンピュータ上での設計)のような実地体験に至るまで幅広い分野を網羅しています。
力のつり合い(物理)・・・力学の基本である力のつり合いを実験的に体験する
浸透圧の観察(化学)・・・鶏卵の卵殻膜とセロハン膜の半透膜を比較し、浸透圧の働きを観察する
ものづくり体験(機械)・・・金属を加工し、文鎮をつくる
電池の電圧・電流特性の観察(電気)・・・アナログテスターを使用し、電池の電圧を測定する
建築物の耐震のしくみがわかる実験実習(建築)・・・自分の手で組み立て式振動模型を作り、自分の手で揺することによって固定周期やすじかいの効果を体感する
木炭・竹炭を用いた吸着による脱臭と水浄化・炭電池(環境)・・・アルコールや染料の吸着実験を通して、吸着現象を理解する
3月26日より各種ガイダンスが開始しております。
新入生は大学より送付されている案内を、在学生は大学のHP上で日程を確認し
必ず参加してください。
履修ガイダンスを欠席してしまった在学生は、ガイダンス資料を渡しますので
29号館8階理工学部支援室で受け取るようにしてください。
詳しい日程は明星大学HPから学内者向けページをご確認ください。
3月24日(月)平成25年度 学位記授与式が執り行われました。
理工学部においては309名が卒業し、明星大学から巣立っていきました。
4年間明星大学理工学部で学んだことを活かし、
社会生活において更に活躍されることを教職員一同期待しております。
下記スケジュールのとおり、理工学部の学生を対象としたSPI講座を実施しています。
苦手意識を持つ学生も多い「非言語分野」を中心に、確認テストを行いながら苦手をつぶしていきます。
各回定員30名、受講料は無料ですのでぜひこの機会に受講してください。
申込が必要ですので、29号館8階 理工学部支援室で手続きをお願いします。
12月19日(木)、1月7日(火)に機械工学系で三菱みなとみらい技術館、日産、JAL、ANAの工場見学に行きました。
JAL・ANAでは実際に使用している格納庫や機体整備を見学し、日産横浜工場ではエンジンの組立ラインを見学し、
最先端の技術を学ぶことができました。
4年間の集大成ともいえる「卒業研究」の発表会を各学系で行いました。(写真は機械工学系の様子)
先掲の「第5回大学コンソーシアム八王子学生発表会」(平成25年12月7日(土)
八王子市学園都市センターにて開催)において、総合理工学科電気電子工学系の
学生2名が準優秀賞を受賞しました。
いずれも、一般部門口頭発表の部で受賞したもので、研究内容の独自性と、
プレゼンテーションのわかりやすさなどが評価されたものです。
受賞者および発表タイトルは以下の通りです。
◆準優秀賞(第1セッション/電気・電子工学)
4年 渡邊 健斗(嶋好博研究室)
「特徴点マッチングと距離頻度分布を用いた距離検出に関する実験的研究」
◆準優秀賞(第2セッション/電気・電子工学)
4年 三ツ木 太朗(嶋好博研究室)
「撮影距離の異なる自動車画像からのナンバープレート抽出の一検討」
1年生の必修科目である「プロジェクトⅡ」は、
生命科学・化学系において学生主導で行う演習科目として位置づけられています。
学生一人ひとりが、問題を発見し、その問題に対してグループで様々な角度から調査をし、
調査結果についてプレゼンテーションしました。
2013年度 理工学部総合理工学科建築学系の卒業研究を下記の日程で一般公開しております。
展示日程:2014年1月21日(火)~27日(月)
展示場所:日野校30号館 3階 設計製図室
4年間の集大成をぜひご覧ください。