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2021年4月12日

化学専攻修了生の修士論文成果がBBRC誌に掲載されました

2016年度 化学専攻を修了した勝俣 光司さん(清水 光弘研究室)の修士論文をもとにした研究成果が、Biochemical and Biophysical Research Communications誌(Elsevier, IF 2.985)に掲載されました。DNAにおいて3つの連続した塩基の繰り返し配列(トリプレットリピート)は、ヒトをはじめとする真核生物のゲノムに多く散在しています。いくつかのリピート配列は、神経筋疾患遺伝病の原因となっています。本研究は、すべての種類のリピート配列のヌクレオソーム(注1)の形成を細胞内で解析し、その形成に及ぼす影響を明らかにしました。【関連リンク】から、本論文の概要をご覧いただけます。

 この研究は、島根大学・医学部、がん研、東京大学・定量生命科学研究所、東京薬科大学との共同研究であり、科研費、明星大学重点支援研究費(2020)などの支援を受けております。

(注1)ヌクレオソーム:145-147塩基対の二重らせんDNAがヒストン8量体に約2回転巻き付いた複合体であり、ヒトをはじめとする真核生物ゲノムの染色体・クロマチンの基本構造単位。

【関連リンク】

https://doi.org/10.1016/j.bbrc.2021.03.155