機械工学系

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2021年7月27日

機械工学専攻の大学院生が国際シンポジウムIEEE/ASME/AIM2021で研究発表しました

2021年7月12日(火)~16日(金)、デルフト工科大学(オランダ)を主催校としてオンライン開催されたIEEE/ASME International Conference on Advanced Intelligent Mechatronics (AIM2021)にて、機械工学専攻 博士前期課程1年生 徐 齊焄さん(山崎 芳昭研究室)が、5月に査読採択された講演論文を口頭発表しました。20回目の開催となるこの国際会議は、高度なインテリジェントメカトロニクスに関する研究者が世界各国から集まる著名な国際会議です。(基調講演4件、口頭発表162件(採択率:64%)、ポスター発表9件、26ヶ国参加)

研究発表について

・タイトル

「A Study for Detecting Disaster Victims Using Multi-Copter Drone with a Thermographic Camera and Image Object Recognition by SSD」

(サーモグラフィカメラとSSDによる画像オブジェクト認識を備えたマルチコプタードローンを使用して被災者を検出するための研究)

・発表者

Wataru Hoshino, Jaefun Seo, and Yoshiaki Yamazaki

・研究内容 地震災害などで倒壊した建物内に残された被災者を自動発見することを目的に、小さなマルチコプタードローンと画像認識システムを使用したシステムを開発しました。最初に、リアルタイムの物体認識可能なSingle Shot MultiBox Detector(SSD)という深層学習モデルをKeras(機械学習をより簡単に使うためのライブラリ)上で動かし、一般公開されている学習済み重みファイル(weights_SSD300.hdf5)を用いて被災者発見を試みました。しかし、全身を反転させた状態での認識精度が著しく低くなることが明らかとなりました。この欠点を改善するために、人の体温も識別できるサーモグラフィカメラ画像を用いた深層学習を実施し、新たに作成した認識モデルにより、全身および反転した全身状態での認識精度が大幅に向上することを明らかにしています。

IEEE/ASME International Conference on Advanced Intelligent Mechatronics (AIM2021)公式サイト

2021年6月29日

機械工学専攻の大学院生が日本設計工学会2021年度春季大会で研究発表しました

2021年5月22日(土)、23日(日)、ZOOMにて開催された「日本設計工学会 2021年度春季大会研究発表講演会」(公益社団法人 日本設計工学会主催)で、機械工学専攻の大学院生10名が研究発表しました。





  • 研究発表のタイトル:円筒構造体の圧壊特性―第1報: アルミ製薄肉円筒構造体の座屈応力と変形挙動

     発表者:橋爪 崇弘(博士前期課程1年 寺田 耕助研究室)

  • 研究発表のタイトル:LIPSのためのH,N,O,CNスペクトルシミュレーション

     発表者:富塚 裕貴 (博士前期課程2年 齊藤 剛研究室)

  • 研究発表のタイトル:ステレオカメラを搭載したiRobot Roomba model 500によるROSを用いた3Dマップ作成と自律走行の性能評価

     発表者:徐 齊焄(博士前期課程1年 山崎 芳昭研究室)

  • 研究発表のタイトル:三次元炭素繊維強化プラスチック製フライホイール作製に向けた樹脂流動解析

     発表者:佐野 寛(博士前期課程1年 小山 昌志研究室)

  • 研究発表のタイトル:CFRP製ハニカムコアの新規成形法に関する検討

     発表者:大野 真理菜(博士前期課程2年 小山 昌志研究室)

  • 研究発表のタイトル:難燃性フィラーの粒子径がFRPの成形性および 機械特性に及ぼす影響

     発表者:菅井 美柚(博士前期課程1年 小山 昌志研究室)

  • 研究発表のタイトル:CFRPハニカムコア国内製造に向けたVaRTM成形法のボイド発生に対する樹脂粘度の影響評価

     発表者:須﨑 亮太(博士前期課程1年 小山 昌志研究室)

  • 研究発表のタイトル:軌道のねじれに追従するコキ車体の機構の研究

    発表者:草間 悠允(博士前期課程1年 宮本 岳史研究室)

  • 研究発表のタイトル:模型台車用空気ばねの旋回抵抗力測定方法の開発

    発表者:中丸 隆太(博士前期課程1 宮本 岳史研究室)

  • 研究発表のタイトル:模擬雪を走行する模型排障板の排雪抵抗

    発表者:遠藤 智仁(博士前期課程2年 宮本 岳史研究室)

関連資料

2021年4月12日

化学専攻修了生の修士論文成果がBBRC誌に掲載されました

2016年度 化学専攻を修了した勝俣 光司さん(清水 光弘研究室)の修士論文をもとにした研究成果が、Biochemical and Biophysical Research Communications誌(Elsevier, IF 2.985)に掲載されました。DNAにおいて3つの連続した塩基の繰り返し配列(トリプレットリピート)は、ヒトをはじめとする真核生物のゲノムに多く散在しています。いくつかのリピート配列は、神経筋疾患遺伝病の原因となっています。本研究は、すべての種類のリピート配列のヌクレオソーム(注1)の形成を細胞内で解析し、その形成に及ぼす影響を明らかにしました。【関連リンク】から、本論文の概要をご覧いただけます。

 この研究は、島根大学・医学部、がん研、東京大学・定量生命科学研究所、東京薬科大学との共同研究であり、科研費、明星大学重点支援研究費(2020)などの支援を受けております。

(注1)ヌクレオソーム:145-147塩基対の二重らせんDNAがヒストン8量体に約2回転巻き付いた複合体であり、ヒトをはじめとする真核生物ゲノムの染色体・クロマチンの基本構造単位。

【関連リンク】

https://doi.org/10.1016/j.bbrc.2021.03.155

2021年1月8日

理工学研究科 化学専攻 博士論文公聴会を開催します

化学専攻 博士論文公聴会を以下のように開催いたします。どなたでも来聴できますので、ご興味のある方はお越しください。
※コロナウイルス感染状況により、オンライン等実施方法が変更になる場合があります。

日   時: 2020年2月3日(水)15時30分~
場   所:明星大学 日野校26号館1階 102教室
発 表 者:小野 佑樹(反応物理化学・原田 久志研究室)
論 文 題 目:二酸化炭素-アルゴン雰囲気における超音波照射による酸化反応速度の向上および制御

2020年3月11日

機械工学専攻 修了生の研究成果が国際誌に掲載されました

2018年度機械工学専攻修了生 森 裕太さんが在学中に取り組んだパルス管冷凍機に関する研究成果が、国際誌International Journal of Energy Research (Impact Factor=3.34)に掲載されました。

発表者:Yuta Mori, Yoshikatsu Hiratsuka and Kazuhiro Hamaguchi
タイトル:Effect of expander shape on cooling characteristics by using a model pulse tube refrigerator, International Journal of Energy Research, Vol.44, Issue 3 (2020) (DOI:10.1002/er.5282).
日本語訳:模型パルス管冷凍機を用いた膨張器形状の冷却性能への影響

研究概要:
パルス管冷凍機の冷却特性は膨張器形状に大きく依存する。本研究では、作動ガスに大気圧空気を使用した模型イナータンスチューブ型パルス管冷凍機を開発し、本冷凍機を使用して4種の膨張器形状(インライン、L、L-L、同軸)の冷却性能への影響を実験的に調べるとともに、数値解析による評価も行っている。その結果、L字膨張器の性能が最も高く、同軸膨張器の性能が最も低いことがわかった。さらにCFD解析を実施し、作動ガス流れによってもL字膨張器の優位性を確認することができた。

関連資料
論文リンク

2019年10月29日

電気工学専攻の学生が電子情報通信学会で研究発表しました

2019年10月26日(土)、日本大学三軒茶屋キャンパスで開催された「電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーション基礎研究会」で、電気工学専攻 博士前期課程2年生 田名網 那由多さん(林 実研究室)が研究発表しました。

研究発表のタイトル:「DNNとRFのスタッキングを用いた感情音声分類」
発表者:田名網 那由多、林 実
研究内容:
サポートベクターマシン(SVM)を使うことが一般的であった感情音声分類において、最近ではディープニューラルネットワーク(DNN)を用いた研究が進んでいる。それらはDNN単体で行われることが多いが、複数の識別器を用いたアンサンブル学習によって分類の精度向上が見込めることが知られている。本研究ではDNNとランダムフォレスト(RF)を用いて、アンサンブル学習の一つであるスタッキングを実施し、SVM、DNNと比較・検討した。その結果、DNNとRFをスタッキングさせた手法はSVMと比べて 10.42%、DNNと比べて3.71%の精度向上を確認することができた。

2019年10月4日

化学専攻の大学院生が国際学会で研究発表しました

2019年9月19日(木)〜21日(土)、中国 南京で開催された「4th Asia-Oceania Sonochemical Society Conference」で、化学専攻 博士後期課程2年生 小野 佑樹さん(原田 久志研究室)がポスター発表しました。

研究発表タイトル:「Addition effect of CO2 on KI oxidation in Ar saturated H2O2 solution」
発表者: 小野 佑樹(原田 久志研究室)
発表内容:
ヨウ化カリウム(KI)溶液の酸化による超音波酸化速度の加速機構について発表しました。CO2-Ar雰囲気において特にCO2の濃度が非常に低い場合、化学反応性の大きいOHラジカル量の増加により超音波酸化速度が向上すると考えられています。今回はその他の酸化要因である過酸化水素に着目し、KI溶液にCO2を添加しました。その結果、過酸化水素の生成量が増加し、過酸化水素による酸化速度向上を確認することができました。

2019年10月1日

環境システム学専攻 卒業生が大気環境学会にて論文賞を受賞しました

2018年度環境システム学専攻卒業生 吉岡 実里さんが在学中に執筆し、大気環境学会誌(53巻4号)に掲載された論文が、第60回大気環境学会年会総会(9月19日開催)にて大気環境学会 論文賞(学生・若手部門)を受賞しました。
受賞論文は2010年に東京湾沿岸部で観測されたOx高濃度のメカニズムについてモデルを用いて考察したもので、2017年度イタリア ボローニャにて開催された国際学会「18th International Conference on Harmonisation within Atmospheric Dispersion Modelling for Regulatory Purposes (HARMO18)」で発表した内容がベースとなっています。

論文タイトル:「2010年夏季に首都圏で発生したオキシダント高濃度事象のモデル解析」
著者:吉岡 実里(2019年3月博士前期課程修了。現在 日本エヌ・ユー・エス株式会社)
   櫻井 達也(環境科学系)
    
論文情報
https://www.jstage.jst.go.jp/article/taiki/53/4/53_111/_article/-char/ja

論文掲載時のニュース
http://www.hino.meisei-u.ac.jp/sae/whatsnew/?p=3537

写真
左:大気環境学会年会懇親会にて(右から2番目が吉岡さん)
右:授賞式の様子

2019年10月1日

環境システム学専攻の学生が大気環境学会で発表しました(学生・若手ポスター発表賞受賞)

2019年9月18日(水)~20日(金)、東京農工大学にて開催された「第60回大気環境学会年会」で環境システム学専攻(櫻井 達也研究室)の学生2名(博士前期課程1年生および学部4年生)が研究発表しました。なお、博士前期課程1年生の伊藤 美羽さんが「学生・若手ポスター発表賞」を受賞しました。

研究発表タイトル:「大気質モデルによるアンモニア濃度を対象とした各種発生源の感度解析」
発表者:博士前期課程1年生 伊藤 美羽 学生・若手ポスター発表賞受賞
発表内容:
アンモニアガスは大気汚染物質ではありませんが、大気中で酸性ガスを中和することで、PM2.5の前駆物質となります。アンモニア排出の削減がもたらすPM2.5濃度の低減効果を評価するためには化学輸送モデルによるシミュレーション解析が有効となりますが、入力データとして必要なアンモニア排出量には多くの不確実性が存在します。本研究ではアンモニア排出量の精緻化を行うとともに、大気中濃度を対象とした精緻結果の感度計算を行いました。

研究発表タイトル:「2018年夏季のフェーン現象時におけるオゾンゾンデ観測」
発表者:環境科学系4年生 山谷 柚香
発表内容:
O₃高濃度化メカニズムの解明には3次元的な解析が重要となりますが、鉛直方向に対する気象及びO₃濃度の観測データは限られているのが現状です。本研究室では2016~2018年の夏季にオゾンゾンデによる鉛直分布観測を実施してきましたが、このうち、埼玉県熊谷市にて日本最高気温である41.1度が観測された2018年7月23日に着目し、常時監視測定局データによる水平濃度分布と併せて、フェーン現象時におけるO3の高濃度化メカニズムを解析しました。

2019年10月1日

化学専攻の大学院生が「日本生化学会大会」で若手優秀発表賞を受賞しました

2019年9月18日(水)から9月20日(金)まで、生命科学分野の研究者が集う「第92回日本生化学会大会」がパシフィコ横浜にて開催され、博士前期課程1年生 荻野 駿さんが若手優秀発表賞を受賞しました。
この学会では、本学から日本学術振興会特別研究員1名と大学院生4名が口頭およびポスター発表しました。

研究発表タイトル:「RAD52が触媒するアニーリング反応において許容されるミスマッチ塩基対の形成」
発表者:日本学術振興会特別研究員 五月女 美香(香川 亘研究室)
発表内容:
細胞には、日常的に生じるDNA二重鎖切断を正確に修復する仕組みが備わっている。RAD52タンパク質が触媒するsingle-strand annealingと呼ばれるDNA修復反応では、変異が生じてしまうことが考えられている。しかし、どの程度の変異が許容されるのかについてはよくわかっていない。本研究では、RAD52が触媒するDNA修復反応を試験管内で再現し、RAD52が修復反応において許容するミスマッチ塩基対の形成頻度を明らかにした。

研究発表タイトル:「出芽酵母ゲノムにおけるヒストンバリアントH2A.Zを含むヌクレオソームの動態:部位特異的化学切断法による解析」
発表者:博士後期課程3年生 讓原 秀隆(香川 亘研究室)
発表内容:
クロマチン構造の基本単位であるヌクレオソームを構成するヒストンH2Aには、アミノ酸配列が異なるH2A.Zバリアントが存在する。H2A.Zは遺伝子の転写開始点近傍に局在することがわかっているが、H2A.Zを含むヌクレオソームの動態は未だ不明である。本研究では、部位特異的化学切断法により、H2A.Zを含むヌクレオソームのDNA構造が通常型ヌクレオソームのそれと比べ、異なることがわかった。

研究発表タイトル:「RNA依存的二重鎖切断修復におけるRAD52の機能の生化学的解析」
発表者:博士前期課程2年生 土屋 怜平(香川 亘研究室)
発表内容:
DNAの両方の鎖が切れてしまう二重鎖切断損傷は細胞にとって致死的であり、細胞にはそれを修復する仕組みが備わっている。二重鎖切断損傷を無傷で相同なDNAを鋳型にして修復する仕組みは古くから知られているが、RNAを鋳型にした修復はほとんど解明されていない。本研究では、RNA依存的修復において重要な役割を担うと考えられているRAD52に着目し、RAD52がどのようにRNAと相互作用するのかを明らかにした。

研究発表タイトル:
「DNA修復タンパク質RAD52のクライオ電子顕微鏡解析」
発表者:博士前期課程1年生 荻野 駿(香川 亘研究室)若手優秀発表賞受賞
発表内容:
RAD52はDNA二重鎖切断修復ではたらく重要なタンパク質の一つである。RAD52のDNA修復における詳しい作用機序は未だ不明瞭であり、その解明に必要な構造情報は明らかにされていない。本研究では、クライオ電子顕微鏡法を用い、全長のヒトRAD52の立体構造を解析した。その結果、全長のヒトRAD52は11分子からなるリング構造を形成し、C末端側領域の構造はフレキシブルであることが明らかになった。

研究発表タイトル:「In vivoでポジショニングしたヌクレオソームにおけるヒストンH4のN末端テールのDNA結合部位:部位特異的化学切断法による解析
発表者:博士前期課程1年 高附 宏暢(清水 光弘研究室)
発表内容:
真核生物ゲノムの基盤構造体であるヌクレオソームにおいて、ヒストン8量体のコア部分から突き出したヒストンテールは、クロマチンの高次構造を制御する重要な領域である。しかし、細胞核内におけるヒストンテールの作用機序はほとんどわかっていない。本研究では、部位特異的化学切断法によりヒストンH4のテールが接触するヌクレオソームDNA部位を決定し、個々のヌクレオソームにおいてH4テールの結合状態が異なることを見出した。