機械工学系

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2019年11月25日

建築学系の学生が栃木県「那須の家」を調査しました

2019年11月2日(土)・3日(日)、建築学系(小笠原 岳研究室)の4年生8名が「ゼミナールⅡ」の一環として、「那須の家」(栃木県那須郡)で室内環境の調査を実施しました。
小笠原研究室では室内の空気環境や気流構造について研究しています。環境配慮型建築である「那須の家」に備えられた環境工学上の工夫が室内に及ぼす影響について、計測機器を用いて空気温度や表面温度を測定・調査し、上部窓の開閉によって屋内気流に変化が生じることなどを体感できました。
今後は調査で得られたデータを解析し、環境工学上の工夫がもたらす影響を明らかにします。

2019年11月20日

建築学系の学生が京都府内の建築物を見学しました

2019年11月6日(水)、建築学系(高橋 彰子研究室)の3・4年生15名が科目「プロジェクトⅥ」の一環として、京都府内の建築物を見学しました。
日本の気候風土に適合した住居を環境工学の観点から考えた建築家 藤井 厚二の自宅であり、彼の建築思想が表れる「聴竹居」や、現代の料亭にあたる揚屋として江戸地代に栄えた「角屋」などを見学し、京都の伝統と日本建築の歴史が融合した建築物について理解を深めることができました。

■見学した建築物
角屋【写真上段】
聴竹居【写真下】
大山崎山荘美術館
とらや京都店

2019年11月20日

機械工学系の学生が「流れの夢コンテスト」で優秀賞を受賞しました

2019年11月7日(木)、愛知県豊橋市で開催された日本機械学会・流体工学部門企画「第17回流れの夢コンテスト」に、「プロジェクトⅤ・VI」の受講生(機械工学系 流体工学研究室3年生7名)が参加し「優秀賞」を受賞しました。(全国から8作品がエントリー)本学の「優秀賞」受賞は7年ぶり2回目です。
日本機械学会(会員数約35,000人)流体工学部門では、流体工学の新しい展開のための技術者・研究者を目指す若い人々(学生など)を対象として「流れの夢コンテスト」を2001年より実施しており、今回で第17回目の開催です。
流れに関する知恵を駆使して、テーマ「流れの感触を表現しよう」を達成するアイデアと技術力を競う全国大会コンテストで、製作された作品と実演を含めたプレゼンテーションで内容を審査されます。
なお、最も総合評価の高い作品を「最優秀賞」、その次に総合評価の高い作品を「優秀賞」、ユニークな発想で見る人に感動を与えた作品を「一樹賞」として表彰されます。(各賞1作品ずつ)

■本学参加チーム
【チーム名:MEISEI INDUSTRIES】優秀賞受賞
作品タイトル:A little future story
概要:アルギン酸ナトリウムがカルシウムイオンと反応すると膜ができます。この性質を利用して球殻膜を作製し、その中に様々な流体(飲み物など)を閉じ込めました。膜の厚さや閉じ込める流体の性質によって、多様な感触(手触り感あるいは喉越し感など)を生み出すことができ、未来感覚の飲み物を作製しました。
参加学生:淺野 稜太、榎本 大軌、杉岡 黎皇、髙瀬 友也、髙橋 裕太、萩原 尚輝、濱田 健吾

関連資料
流れの夢コンテストのホームページ(外部サイト)

写真
「優秀賞」受賞後の記念撮影【左上】
チームリーダー 濱田さんによるプレゼンテーションの様子【右上】
実演風景【左下】

2019年11月16日

建築学系の学生が長野県の近代・現代建築物を見学しました

2019年11月5日(火)・6日(水)建築学系(齊藤 哲也研究室)の3・4年生15名が「プロジェクトⅥ」の一環で長野県の近代・現代建築物を見学しました。
自然を残し、調和を目指すオーガニック建築を取り入れた「石の教会」、もみの木を囲むように平面計画したアントニン・レーモンドの「もみの木の家」、前衛的な作品が多い建築家 篠原 一男が詩人 谷川 俊太郎の別荘として設計した「谷川さんの住宅」などを見学。また、既存の敷地地形を活かした「千住博美術館」では美術作品と自然が混ざり合うような空間を体感しました。
自然豊かな土地を活かし、環境に寄り添う建築家の姿勢を学ぶ機会となりました。

■見学した建築物
石の教会(内村鑑三記念館)
聖パウロカトリック教会【写真左上】
もみの木の家【写真右上】
ショー記念礼拝堂
軽井沢の山荘
ユニオン教会【写真左下】
軽井沢会テニスクラブ
谷川さんの住宅
千住博美術館
御座之湯(草津温泉街)

2019年11月15日

機械工学系フォーミュラカープロジェクトがヤマハ発動機主催の講習会・報告会に参加しました

2019年10月26日(土)・28日(月)、機械工学系 フォーミュラカープロジェクトの学生6名が、エンジンの提供元であるヤマハ発動機主催の「車体講習会および技術相談会」と「活動報告会」に参加しました(静岡県磐田市 ヤマハ発動機コミュニケーションプラザにて開催)。
26日の講習会は、スポンサー企業であるヤマハ発動機のエンジンを搭載する大学を対象に、次年度フォーミュラカー製作に向けた、設計や組み立て技術向上を目的に開催されています。タイヤ周囲を中心とした車体サスペンション設計やセッティング理論の講習後、講師との技術相談会も開かれ、製作過程における注意点や重点を置くポイントを学びました。

またヤマハ発動機から提供されたエンジン搭載の成果と次年度に向けた取り組み内容を報告することが義務付けられており、28日に開催された「活動報告会」で2019年度活動報告と2020年度活動計画を発表しました。8月に開催された「第17回 全日本フォーミュラ大会」の結果を中心に2019年度活動内容を報告。併せて、「常識を疑え、常識に従え(Think unordinary, Act ordinary)」をスローガンに斬新な車体完成を目指す2020年度活動計画を発表しました。発表を聞いていたヤマハ発動機職員から次年度に向けたアドバイスとして、エンジンの一部を切断する際の技術や注意点を学び、有効なエンジン活用方法を身に付けることができました。

写真:活動報告会に参加した学生の様子

2019年11月11日

機械工学系の学生が「鉄道サイバネ・シンポジウム」で研究室の取り組みを紹介しました

2019年11月7日(木)、ホテルメトロポリタン池袋にて開催された「第56回鉄道サイバネ・シンポジウム」において、機械工学系4年生 遠藤 智仁さんが研究室の取り組みを発表しました。
このシンポジウムは情報・通信・制御技術の鉄道への適用に関係する研究開発についての講演会です。遠藤さんは所属する車両運動研究室(宮本 岳史研究室)で4年生が取り組む卒業研究を紹介しました。

■4年生の卒業研究内容
・踏切事故での衝突が脱線を引き起こすメカニズムの研究
・排雪走行時の走行抵抗の研究
・1/5模型輪軸転走試験装置による高すべり率設定実験

2019年11月11日

建築学系、建築・建設工学専攻の学生が福島県の建築物を見学しました

2019年11月5日(火)・6日(水)、建築学系と建築・建設工学専攻(村上 晶子研究室)の学生18名が科目「ゼミナールⅡ」や「建築建設工学研究4」の一環として、福島県の街並み保存地区と伝統建築を見学しました。
歴史的街並みが残る南会津大内宿では、江戸地代から続く茅葺屋根の民家の保存状況と管理方法について学びました。また世界的にも特異な二重螺旋構造を持つ円通三匝堂(会津栄螺堂)と、新宮熊野神社長床を見学。1055年に建立された新宮熊野神社長床は寝殿造を取り入れた、44本の直径1尺5寸の円柱が特徴的な建築物です。約1000年前に建立された建築物を見ることで、数百年後も視野に入れた設計方法を考える機会になりました。

■見学した建築物
南会津大内宿(国選定重要伝統的建造物郡保存地区)
円通三匝堂(別称「会津栄螺堂」。国重要文化財)
新宮熊野神社長床(国指定重要文化財)

2019年11月7日

生命科学・化学系 渡邉講師の共同研究が日本経済新聞に掲載されました

生命科学・化学系 渡邉 幸夫講師は株式会社きものブレインと共同で、養蚕した緑色の繭(「みどり繭」)を原料とした化粧品や健康食品への商品化について研究しており、主に化粧製剤の皮膚残留性試験に取り組んでいます。「みどり繭」は通常の白い繭に比べ、美容に良いとされるタンパク質「セリシン」成分と、細胞の老化を防ぐ抗酸化物質「フラボノイド」を多く含んでおり、幅広い分野への活用が期待されています。

食品開発に向けた本研究内容が、「みどり繭」実用化第2弾として、「日本経済新聞」[2019年10月8日(火)付]に紹介されました。