機械工学系

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2019年8月28日

機械工学系で「ロボカップジャパンオープン2019ながおか」に参加しました

2019年8月15日(木)~18日(日)、機械工学系(山崎芳昭研究室)は新潟県長岡市のシティホールプラザ「アオーレ長岡」で開催された「ロボカップジャパンオープン2019ながおか」の「ロボカップレスキュー実機リーグ」に参加しました。
山崎研究室では巨大地震で倒壊家屋の瓦礫下に残された被災者発見やプラントなどの危険箇所でのバルブ開閉操作を目的に、遠隔操縦型レスキューロボットとロボットアーム開発とAIによる自動操作について研究しています。
本大会では坂道・階段登坂・瓦礫を模擬した不整地走行、プラントのメータ読み取りとロボットアームでのバルブ開閉操作、自律走行など8種類の競技フィールドでロボットの性能を競いました。
明星大学チームはロボットの制御用コンピュータの通信トラブルが大きく影響し、12チーム参加中10位の順位に留まり、残念ながら上位4チームが参加する決勝リーグには進めませんでした。
本大会は実際の災害現場により近づくように競技フィールドが屋外に設置されており、参加学生全員で35℃を超える厳しい環境で連日8時から21時まで昼夜を惜しんでロボット整備と運営の作業を行い、ロボットを常に最適な状態で動かすことの難しさも学びました。

参加者 計12名
    大学院2年:萩原 颯人
    大学院1年:井上 啓、星野 航
    学部4年生:石川 航、小宮 拓朗、志水 耀一、羽柴 吉真、山口 喜雅
    学部3年生:徐 齊焄、堀内 亮太郎、劉 智興
    指導教員 :山崎 芳昭
概要  参照URL:「ロボカップジャパンオープン2019ながおか」について

2019年8月26日

電気電子工学系の学生が「電気学会 産業応用部門大会」で研究発表しました

2019年8月20日(火)〜22日(木)、長崎大学で開催された「2019年 電気学会 産業応用部門大会」で、電気電子工学系4年生(櫻岡 孝樹さん、八亀 雅弘さん)がヤングエンジニアポスターコンペティションにて研究発表しました。
この研究発表会は電気学会の産業応用部門における若手研究発表の場で、各自が取り組んできた研究内容を多くの参加者から直接質疑を受けることで、研究を発展させる場です。

研究発表タイトル:「平行二線方式による走行中ワイアレス給電型電気自動車とノイズの関係」
発表者:櫻岡 孝樹(石田隆張研究室)
発表内容:平行二線方式による走行中ワイアレス給電型電気自動車に対し、従来着目が少なかった様々な電磁ノイズによる送電効率の低下について着目しました。本報告では AGVが走行するノイズ環境下を簡易的に模擬し、ノイズがAGVに与える影響の評価方法について提案しました。

研究発表タイトル:「銅線水冷システムを用いたインバータ効率改善手法の開発」
発表者:八亀 雅弘(石田隆張研究室)
発表内容:電気自動車におけるエネルギーロスの一要因であるインバータの効率向上は重要な技術課題です。この課題に対し従来、インバータ全体を冷却していたのに対し、本報告では部分冷却を用いた冷却システムを提案しました。具体的にはインバータの熱損失が生じる部分の検出と、その際のインバータ効率の測定結果を報告しました。今後、これらのデータを用いて定格出力付近でのインバータ効率の改善について、実機を用いて進めていく予定です。

2019年8月26日

8/25オープンキャンパスを実施しました

2019年8月25日(日)理工学部オープンキャンパスは、学科説明会・AO入試対策講座と体験授業・実験室/研究室見学(液体窒素を使った実験や電子工作)を実施しました。
個別相談では学系を迷っている高校生の相談に、在学生が理工学部に興味を持っていただけるよう「具体的」に学びの内容、学生生活、研究室や施設など学生の視点で丁寧に説明していました。

関連資料
来場者に配布した「理工学部NEWs(第6号)」(PDF)

2019年8月19日

8/25 オープンキャンパスを実施します

8月25日(日)、理工学部で開催する今年度最後のオープンキャンパスでは学科説明会・AO入試対策講座と体験授業・実験室/研究室見学を実施します。(詳細以下)
また、学生生活や授業内容について学生・教員と直接話ができる個別相談コーナーを設置しますので、学生生活に疑問や不安がある方はぜひご利用ください。
(写真は8/4の様子)

関連資料
8月25日当日スケジュール(PDF)

学科説明会・AO入試対策講座
時間 1回目 10:00~10:50、2回目 13:00~13:30
場所 物理学系、生命科学・化学系、環境科学系:28号館2階203教室
    機械工学系、電気電子工学系:28号館2階204教室

体験授業・実験室/研究室見学
1回目 10:50~11:50、2回目 13:30~14:30
集合時間:1回目 10:50、2回目 13:30
集合場所 物理学系、生命科学・化学系、環境科学系:28号館2階203教室
       機械工学系、電気電子工学系:28号館2階204教室
※学科説明会・AO入試対策講座にご参加いただいた方は、説明会終了次第、体験授業・実験室/研究室見学にご案内いたします。

■内容
・物理学系:明星大学天文台で太陽と昼間の月を観察しよう(雨天・曇天は天文台と実験室見学のみ)
・生命科学・化学系:(午前)液体になった磁石:磁性流体を作り、その仕組みを知ろう
              ※磁性流体は持ち帰り可。最大16名程度まで
          (午後)研究室を見てみよう:研究室や実験設備等の見学
・機械工学系:(午前)想像を創造に!3D-CAD体験
       (午後)鉄道車両の研究室の見学、ボールに掛かる力を測る
・電気電子工学系:太陽光発電で再生可能エネルギーを利用してみよう(電子工作の作品は持ち帰り可。10名まで)
・環境科学系:(午前)凝集沈殿による水の浄化を体験する
       (午後)水環境とバイオエネルギーの研究室見学

学系個別相談コーナー
時間:10:30~14:30
場所: 28号館2階201教室

2019年8月9日

電気電子工学系の学生が研究発表しました

2019年7月29日(月)~8月1日(木)、大阪府立国際会議場で開催された「第22回 画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2019)」で、電気電子工学系 4年生 佐藤 駿さん(嶋 好博研究室)が研究発表(ポスター発表)しました。
このシンポジウムは画像の認識と理解技術に関する国内最大規模の会議です(参加者700名程度、口頭発表55件、ポスター発表242件、企業展示31件)。画像認識・理解分野の実用化が進み、AIへの期待が高まる中、学生の将来キャリア形成のための企業と学生の議論・交流の場として設置されています。

研究発表のタイトル:
「Depthセンサを用いた複数人の人物頭部検出に関する検討」

発表者:
佐藤 駿、酒井 正志、菊池 輝、嶋 好博

研究内容:
人の位置情報を実時間で記録し、統計的な分析を行うことは工場や事務室での人の流れを俯瞰し、効率的な動きに改善することに役立ちます。今回は奥行画像を用いて複数人の頭部位置を分析する研究に取り組みました。Depthセンサとして用いるKinectは、投光した赤外線パターンを読み取り、パターンの歪みから奥行き画像を読み取ります。また人物検出には、画像ライブラリOpenCVを用いました。サンプル画像2384枚の検出成功率は72%で、実用化にはまだ長い道のりがあります。課題は近接している複数の頭部を1つとして読み取ってしまうことや、低身長の検出ができないことが挙げられ、今後は課題の解消・改善に取り組んでいきます。

2019年8月9日

環境科学系「プロジェクトⅢ」で水再生センターを見学しました

理工学部2年生の必修科目「プロジェクトⅢ」は、学系の専門分野に密接な演習課題に取り組む授業です。
環境科学系では、8月5日に東京都下水道局 流域下水道本部 浅川水再生センターを見学し、私たちの生活を支える環境インフラストラクチャーの役割や管理業務について学びました。今後は専門的知識をレポートにまとめ、環境技術者としての職業観を深めていきます。

■見学の流れ
・浅川水再生センター本部棟3F講義室にて東京都の水再生について講義を受講(上段左)
・中央監視室(センターの各施設をモニタリングして制御する施設)を見学
・第1沈殿槽(流入してきた下水を溜め、沈みやすい汚れを除去する槽)を見学(上段右)
・反応槽(下水中の有機物や窒素、リンなどを微生物の働きで除去する槽)を見学(中段左)
・第2沈殿槽(処理した水と微生物を分離する槽)を見学(中段右)
・塩素貯留槽(処理水の消毒に使う次亜塩素酸ナトリウムを貯留する槽)を見学(下段)

2019年8月9日

物理学系「自立と体験2」で国立天文台を見学しました

2019年7月29日(月)、物理学系の必修科目「自立と体験2」で学部2年生が長野県南佐久郡にある国立天文台 野辺山宇宙電波観測所を見学しました。「ミリ波」と呼ばれる電波を観測できる世界最大級の口径を持つ「45m電波望遠鏡」をはじめとする本施設は、国内だけでなく世界中の天文研究者に解放され電波天文学の国際的拠点として数えられている観測所です。観測所では所長や研究員からお話を伺い、また普段公開されていない45m電波望遠鏡の構造を見学しました。今回の見学を通して最先端の天文学を支える技術を知り、基礎物理学への興味や関心を高めるきっかけにすることができました。

2019年8月9日

機械工学専攻の大学院生が国際会議IEEE/ARM2019で研究発表しました

2019年7月3日(水)~5日(金)に大阪大学で開催されたIEEE主催の「International Conference on Advanced Robotics and Mechatronics (ARM2019) 」で、機械工学専攻 博士前期課程2年生の萩原 颯人さん(山崎 芳昭研究室)が研究発表しました。ARM2019は、世界最大規模の学会であるIEEE主催の先端ロボティクスとメカトロニクスに関する国際会議です。(基調講演13件、口頭発表178件)
 また萩原さんは、7月3日のレギュラーセッション(Grasp and Manipurator1)の座長として、司会と進行を担当しました。セッションに参加していた中国やブラジルなどの海外の研究者と討議を交えることで技術交流を図り、最先端のロボットの研究に対する知見を深めることができました。

研究発表のタイトル
「Identification of Objects Using Convolutional Neural Network by a Manipulator for a Disaster Rescue Robot in Unstable Environment」
(不安定環境における災害救助ロボットのためのマニピュレータによる畳込みニューラルネットワークを用いた物体の同定)

発表者
Hayato Hagiwara, and Yoshiaki Yamazaki

研究内容
レスキューロボットに搭載可能なマニピュレータを開発し、ROS(Robot Operation System)を使用して画面上で立体的に確認できる操縦システムを構築しました。さらに、マニピュレータが自律的にドアを開けることを目標に、ハザードマークやドアノブなどの3次元物体をAIを活用して学習させました。深層学習にTensorFlow、画像処理にOpenCVを利用して画像の学習を行い、マニピュレータに搭載したカメラで学習結果に基づいてドアノブ等が識別できるか実験評価し、その有用性を明らかにすることができました。

2019年8月7日

8/4オープンキャンパスを実施しました

2019年8月4日(日)理工学部オープンキャンパスは、学科説明会・AO入試対策講座と体験授業・実験室/研究室見学(液体窒素を使った実験やCADソフトの実習、天文台見学)を実施しました。
次回は8月25日(日)に開催予定です。全学的に実施する今年度最後のオープンキャンパスですが、学科説明会・AO入試対策講座と体験授業・実験室/研究室見学を実施予定ですので、理工学部にご興味のある方はぜひご参加ください。

関連資料
来場者に配布した「理工学部NEWs(第5号)」(PDF)