2016年7月10日(日)、総合理工学科では学科説明会と、研究室や天文台などを学系ごとに見学する「オープンラボ」を開催し、
本学の研究設備を来場者に開放しました。
学系個別相談では、高校生が授業内容や大学生活に関する疑問を納得するまで教員に質問する姿が見られました。
次回のオープンキャンパスは7月31日(日)に開催です!この日から総合理工学科の教員による「夏の特別講義」が始まります。
大学の授業を体験する良い機会ですので、是非ご参加ください。
お待ちしています!
■関連資料
「夏の特別講義」案内
「理工学部NEWs(2016年7月号)」(PDF)
2016年7月10日(日)にオープンキャンパスを開催いたします。夏に開かれるオープンキャンパスの第1弾です。
学系ごとに天文台やCAD室、研究室などを見学し、説明会を行います。総合理工学科の学習環境や学生と交流する絶好の機会ですので、たくさんの高校生のご来場をお待ちしています!
写真は昨年度のオープンキャンパスの様子です。
夏のオープンキャンパス3日程にて開催する「夏の特別講義」の講義内容を紹介します。
多くの高校生の参加をお待ちしています。
■ 7月31日 「宇宙の生い立ちと、私たち」 物理学系 井上 一
私たちは、観測手段の進歩とともに、着々と宇宙の観測範囲を広げ、今や、観測可能な一番遠方まで見ることができています。そこは、光がやってくるのに138億年もかかった昔の宇宙で、生まれて30万年ほどの若い宇宙です。地球近傍から、その宇宙の果てまで、私たちを取り巻く宇宙を概観し、宇宙が生まれ、地球が生まれてきた歴史をたどります。
■ 7月31日 「建築を学ぶと世界が変わる」 建築学系 村上晶子
人間にとって衣食住は生きる基本ですが、ちまたには、「衣」と「食」に関しては多くの雑誌があふれています。食べるもの、着るものが満ち足りて、ようやく住空間に目が向きます。これは文化水準をはかるバロメーターにもなるようです。はたして、日本は?
この講義では、このような身近な話題から建築を学ぶ意義をお話ししたいと思います。
■ 8月7日 「都市は気候変動の最前線! ヒートアイランド気象学のお話」 環境科学系 亀卦川幸浩
CO2等の温室効果により、今世紀末までに世界平均で最大4.8℃の温暖化が予測されています。実は、この将来の地球温暖化に匹敵する気温上昇を、東京は過去100年間で既に経験して来ました。地球温暖化とは異なるヒートアイランド現象に依る気温上昇です。気候変動の最前線に位置する大都市の気象学についてお話します。
■ 8月7日 「今のエンジン、未来のエンジン」 機械工学系 齊藤 剛
その発明により産業革命という社会変革をもたらしたエンジン。
その過去から現在まで変化を俯瞰し,我々が関わることのできる未来のエンジンの形,特に明星大学で研究を進めているレーザー着火式エンジンについて簡単に解説します。
■ 8月28日 「遺伝子の傷を治すタンパク質 そのしくみから薬の開発へ」 生命科学・化学系 香川 亘
ヒトの設計図であるDNAは酸素呼吸や様々な環境要因によって,日常的に切れています。細胞は切れたDNAを治すことによって,細胞のがん化や難病の発症を防いでいます。本講義ではDNAが修復されるしくみと,そのしくみからわかったことをもとに難病に対する治療薬を開発する可能性についてご紹介したいと思います。
■ 8月28日 「誰でもクリエイター 工学系でこの世に存在しないものを作り出そう」 電気電子工学系 小寺敏郎
現在と20年前を比較すると、以前は影も形もないモノが身の回りに数多くあるのがわかります。東京スカイツリーは計画段階でしたし、スマホもありませんでした。このようなモノを新たに生み出せるのが理工系出身者です。モノを生み出す際、どのようなプロセスが必要となり、何を知っておくべきなのかをAppleのiPhoneを題材に考えてみます。
関連資料
夏の特別講義案内
2016年6月25日(土)に生命科学・化学系 2年生の必修科目「自立と体験2」で福生市の石川酒造株式会社の土蔵を見学しました。生命科学と化学に関する日本の伝統醸造業の一端に触れることで、専門分野との関係性だけでなく、職業に対する知識を深めることができました。
近隣の小・中学生を対象として、科学の実験・実習を行うプロジェクト「夏休み科学体験教室」を開催いたします。
このプロジェクトは、本学の理工学部の教員・学生が中心となり、子ども達に科学技術の素晴らしさ、楽しさ、夢を伝え、子ども達の科学に対する興味や関心を育てること、大学の人的資源を活かして、地域の小・中学生の自主的な夏休みの課外活動に貢献することを目的として行います。
■開催日時:
2016年7月24日(日)
午前の部 9:30~
午後(1)の部 12:30~
午後(2)の部 15:00~
■会場:
明星大学日野校
※最下部の関連リンクより【交通アクセス】【キャンパスマップ】をご覧ください。
■対象:
小学生・中学生(テーマによって対象学生が異なります)
■テーマ:
※最下部の関連資料【「夏休み科学体験教室チラシ」「夏休み科学体験教室テーマ詳細」】をご参照ください。
■参加費:
無料
■定員:
テーマによって異なります
■申込方法:
以下の内容を明記の上、最下部の関連リンク【夏休み科学体験教室申込ページ】よりお申込みください。
(1)氏名(ふりがな)
(2)郵便番号
(3)住所
(4)自宅電話番号
(5)保護者携帯電話番号
(6)学校名
(7)学年
(8)希望テーマ(第4希望まで)
(9)希望時間帯(希望テーマごとに「午前」「午後(1)」「午後(2)」「いつでもよい」を選択してください)
注意事項:受講テーマは抽選で決定いたします。ご友人同士、またご兄弟・姉妹等グループ単位での抽選は行いませんのでご了承ください。また、同一テーマで複数回登録している場合は抽選の対象となりません。
■申込締切:
2016年7月3日(日)
■抽選結果:
2016年7月13日(水)大学より送付予定
■申込先・お問い合わせ先:
明星大学 理工学部支援室
〒191-8506 東京都日野市程久保2-1-1
TEL 042-591-7418
主催:明星大学理工学部
協力:多摩信用金庫、八王子市教育委員会、日野市教育委員会、日野市商工会工業部会(50音順)
協力企業:(公社)学術・文化・産業ネットワーク多摩、(有)コッコパークランド、(有)とうふ処 三河屋、日本弁理士会関東支部、(NPO法人)やまぼうし(50音順)
関連リンク
夏休み科学体験教室申込ページ
交通アクセス
キャンパスマップ
八王子市の地域情報誌「タウンニュース」(2016年4月7日号・6月9日号)に環境科学系 西浦定継教授の見解が掲載されました。西浦教授は「多摩ニュータウン学会」の会長を務めており、都市・地域計画を研究する立場から、地域の特性を活かしたネットワーク作りや八王子市の新たな施策について言及しています。
2016年6月9日(木)2時限目、3時限目に実施した理工学部の授業に明星高校の生徒30名が参加しました。模擬講義ではなく、大学の通常授業を見学することで大学の講義の雰囲気を体験してもらう機会となりました。公開された授業は以下の通りです。
・量子力学Ⅰ(物理学系 石田 宗之 准教授)
・細胞生物学(生命科学・化学系 須賀 則之 准教授)
・建築計画Ⅱ(建築学系 加藤 隆久 教授)
・基礎力学Ⅰ(物理学系 合田 一夫 教授)
・気象・熱環境学(環境科学系 亀卦川 幸浩 教授)
電気電子工学系 石田隆張教授の寄稿がOHM 2016年3月号に掲載されました。
寄稿タイトル:「電気二重層キャパシタの劣化診断と寿命予測」
木下繁則(キャパシタフォーラム理事、企画委員)、石田隆張(明星大学理工学部総合理工学科 電気電子工学系教授)
詳しくはこちらをご覧ください。
生命科学・化学系 香川亘准教授が所属する研究グループが、染色体において紫外線によって損傷を受けたDNAの認識機構を世界で初めて解明することに成功しました。
今回の研究成果は「Scientific Reports」(Nature Publishing Group)にて論文「Structural basis of pyrimidine-pyrimidone (6-4) photoproduct recognition by UV-DDB in the nucleosome」として掲載されています。
研究内容につきましては、早稲田大学HPをご覧ください。
平成27 年8 月27 日(木)~28 日(金)、東京ビッグサイトで開催される
「イノベーションジャパン2015~大学見本市&ビジネスマッチング」に機械工学系 熊谷一郎准教授が出展します。
出展タイトル:
「旋回水中翼を用いた環境にやさしいマイクロバブル発生装置の開発」(展示K-03)
概要:
下水処理や湖沼の水質改善には、消費電力の少ない微小気泡発生装置の開発が期待されています。
今回新たに開発した翼型気泡発生装置は、翼上面に発生する負圧を利用して空気を水中に導入します。
そのため、従来の曝気装置のような空気圧送の必要はなく、消費電力の大幅な削減が見込まれます。
また、小さな空気孔を設けた水中翼を回転させることで、翼の空気孔から放出された空気が、
周囲の流れの影響によって微細化され、sub-mmからmmオーダーの微小気泡を大量に発生します。
詳しくはこちらをご覧ください。