ものづくりの流れを体験すること、その工程と製作物を自分で検討できる目を身につけることを目的に機械工学系3年生の集中講義「創造工作実習」では濱口和洋教授(機械工学系)の指導のもとスターリングエンジンを製作中です。
スターリングエンジンとは外部から熱を与え、中の空気を膨張・収縮させて発生する圧力変化によって動力を得るエンジンです。
学生が一から考えて設計し、大型機器を用いて完成を目指しています。
2016年8月7日(日)オープンキャンパスを実施します。
理工学部では通常学生が受講する授業が体験できる「夏の特別講義」と、天文台やCAD室等を見学するオープンラボを実施します。「夏の特別講義」は残すところ今回と8月28日の2回ですので、この機会をご利用ください。学系の授業内容について教員に質問できる個別相談コーナーや、学生生活について学生に質問できる相談コーナーを設置しておりますので、奮ってご参加ください。お待ちしています!
■「夏の特別講義」(開催時間 10時~10時30分)
8月7日(日)
「都市は気候変動の最前線! ヒートアイランド気象学のお話」 環境科学系 亀卦川幸浩
CO2等の温室効果により、今世紀末までに世界平均で最大4.8℃の温暖化が予測されています。実は、この将来の地球温暖化に匹敵する気温上昇を、東京は過去100年間で既に経験して来ました。地球温暖化とは異なるヒートアイランド現象に依る気温上昇です。気候変動の最前線に位置する大都市の気象学についてお話します。
「今のエンジン、未来のエンジン」 機械工学系 齊藤 剛
その発明により産業革命という社会変革をもたらしたエンジン。
その過去から現在まで変化を俯瞰し、我々が関わることのできる未来のエンジンの形、特に明星大学で研究を進めているレーザー着火式エンジンについて簡単に解説します。
環境科学系1年生の必修科目「環境基礎ゼミ」では環境に関する各専門分野の内容を学習するとともに、自ら野外実習(環境保全活動)にも取り組んでいます。
2016年5月29日(日)は、東京都あきる野市菅生にて緑地保全活動(下草刈り)を行いました。緑を守ることへの関心を高める目的で実施されたこの日の授業は、現地で環境保全活動を行う方々に補助していただきながら、終日実習を行いました。今後はグループごとにロードマップを作成し、4年間継続して学ぶことの大切さを体得していきます。
5月24日付日刊自動車新聞に第14回全日本学生フォーミュラ大会に臨むチームが紹介されました。機械工学系の学生10名を中心とした「明星大学フォーミュラカープロジェクト(STAR2016)」は連載の第5回に掲載されました。昨年は車両の完成が間に合わず、コースを走ることができませんでしたが、前回の反省から日程管理を課題に掲げ、今年は総合順位25位以内を目指しています。
「明星大学フォーミュラカープロジェクト(STAR2016)」の期待が高まります。
第14回 全日本 学生フォーミュラ大会 ~ ものづくり・デザインコンペティション ~
■開催日:2016年9月6日(火)~9月10日(土)
■会場:エコパ(小笠山総合運動公園・静岡県)
■全日本 学生フォーミュラ公式サイト:http://www.jsae.or.jp/formula/jp2/
理工学部2年生の必修科目「プロジェクトⅢ」は学系(物理学系、生命科学・化学系、機械工学系、電気電子工学系、建築学系、環境・生態学系)ごとに、より専門的で実践的な課題に取り組む授業です。
環境・生態学系は、5月7日・14日に学外で環境調査を行いました。7日は本学近隣の河川、ビオトープで環境観測を体験。翌週14日には多摩ニュータウンの堀之内から南大沢エリアを歩き、市街地の構造や公園施設、緑地での環境保全について調査しました。
今後は体験学習で得た問題点やその改善策をレポートにまとめ、環境技術者の役割や責任について、理解を深めていきます。
理工学部1年生の必修科目「プロジェクトⅠ」では授業開始から約1ヶ月が経過し、本格的に実験を行うクラスが増えてきました。
この授業は通常の授業に加え、「夏休み科学体験教室」(2016年7月24日本学にて開催)で小・中学生に学んできた成果を発表することを目的にしています。先日の授業ではペットボトルロケットを打ち上げ飛距離を測定するクラスや、夏の収穫に向けスイカやゴーヤの苗を植えるクラス、顕微鏡を覗き小さな生き物を観察するクラスがありました。
今年の夏休み科学体験教室では45テーマの実験や展示を開催する予定です。当日までの1年生の成長が楽しみです。
環境科学系 西浦定継教授の寄稿が専門誌「住宅」2016年1月号に掲載されました。
本寄稿は多摩ニュータウンの居住と近隣大学の関係について述べたものであり、明星大学についても言及されています。
タイトル:「ニュータウンの居住支援―多摩ニュータウン学会と関わりのある大学の活動―」
平成28年3月、電気電子工学系4年 原口嵩康さんが平成27年度電気学会東京支部 電気学術奨励賞を受賞しました。
電気学術奨励賞とは、電気学会東京支部に所属する学生の中から優秀な成績を修めた学生に贈られる賞です。
詳しくはこちらをご覧ください。
平成27年度の審査において、環境・生態学系(平成28年4月より環境科学系に名称変更)の教育プログラムが日本技術者教育認定機構 (JABEE) より認定されました。
平成27年度、平成28年度、平成29年度、平成30年度、平成31年度、平成32年度の卒業生がJABEE認定プログラム修了生となり、技術士一次試験(技術士補試験)が免除になります。また、卒業後は登録により「技術士補」になることができます。4年間の実務経験の後、技術士二次試験を受験でき、環境・生態学系(環境科学系)の卒業生には最短で技術士になれる道が開かれています。
平成28年2月26日(金)、建築学系 矢島寿一研究室の3年生6名が東京都西葛西二丁目中堤護岸改築工事(関口工業株式会社施工)の見学に行きました。
実際の現場を体験することで、建設工事への理解・興味を深めることができました。