機械工学系 宮本 岳史教授が日本機械学会より交通物流部門功績賞を受賞しました。功績賞は、交通・物流部門に関する学術、技術、教育、出版、国際交流、学会 活動などを通じ、機械工学・工業の発展に寄与し、その功績が顕著である個人または団体に贈られます。
受賞に際し宮本教授は、2020年11月19日(木)オンラインにて開催された、第29回 交通・物流部門大会 (TRANSLOG2020)にて「鉄道の台車に関われた喜びと感謝からはじまる」という題目の記念講演をしました。
第29回 交通・物流部門大会 (TRANSLOG2020) 講演プログラム
2020年11月12日(木)、コロナ禍のためにオンラインにて開催された日本機械学会・流体工学部門企画「第18回流れの夢コンテスト」に、「プロジェクトⅥ」の受講生(機械工学系 流体工学研究室3年生7名)が参加し「一樹賞」を受賞しました。(全国から6作品がエントリー)本学の「一樹賞」受賞は2年ぶり3回目です。
日本機械学会(会員数約35,000人)流体工学部門では、流体工学の新しい展開のための技術者・研究者を目指す若い人々(学生など)を対象として「流れの夢コンテスト」を2001年より実施しており、今回で第18回目の開催です。
流れに関する知恵を駆使して、テーマ「流れで遊ぼう」を達成するアイデアと技術力を競う全国大会コンテストで、製作された作品と実演を含めたプレゼンテーションで内容を審査されます。受講生は、LMSやZoom会議などでアイデアをまとめ、テーマにふさわしい作品を作成し、高く評価されました。
なお、最も総合評価の高い作品を「最優秀賞」、ユニークな発想で見る人に感動を与えた作品を「一樹賞」、その次に総合評価の高い作品を「優秀賞」として表彰されます。(各賞1作品ずつ)
■本学参加チーム
【チーム名:明星浮遊人】一樹賞受賞
作品タイトル:宙を舞え、明星天女
概要:明星大学に衣を失った天女がやってきた。コロナ禍において、お互い触れずにどう彼女を天に帰すのか?風の流れを操る明星浮遊人が様々な障害を乗り越え、1年をかけて天女を天へ帰す物語を紹介する。
参加学生:
福原 敦樹(リーダー)、齋藤 和寛、新井 暁貴、岩井 駿、宇治 太地、吉田 泰成、渡邊 淳史
写真
左上:舞う明星天女の実演風景
右上:明星大の設備を用いたオンライン実演直後の記念撮影
左下:オンライン受賞式の様子
環境科学系では初年次教育の一環として、体験学習を取り入れた1年生の前期必修科目「環境基礎ゼミ」を開講しています。
本年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年の講義と大きく異なる形式の講義を行いました。その一つとして、上野にある国立科学博物館のVR(おうちで体験!かはくVR)を使って3週にわたるオンラインでの見学および課題演習を行いました。
1週目は国立科学博物館理工学研究部の若林文高部長による博物館の歴史や主に化学分野の展示の解説と館内案内、館内行動および各人への個別課題提示を行いました。2週目は館内行動と課題解決に向けた学習およびチュートリアル、3週目は各人の課題発表へと進みました。科学博物館常設のウェブサイトにある解説やデータベースも併用して理解を深め、各人が課題についてのプレゼンを行うことができました。
このオンライン活動は新しい試みですが、大学での専門教育のための動機づけとしては有効と思われ、今後の発展を計画しています。
写真 若林部長による科学博物館の説明【右上】
おうちで体験!かはくVRの一画面(1階フロア)【左上】
おうちで体験!かはくVRの一画面(地下三階フロア)【中段左】
ZOOMを利用した学生によるVR見学課題の発表の様子【中段右・右下・左下】
理工学部では、学生が使用する実験設備や研究室を360度パノラマ写真で見学するページを開設いたしました。公開されている写真はGoogle Street Viewなどと同様に、上下左右さまざまな方向に動かすことができます。
ご興味のある方は、下記リンクよりご覧ください。
http://www.hino.meisei-u.ac.jp/sae/SciEngTour/index_list.html
環境システム学専攻 博士前期課程2年生 伊藤 美羽さん(櫻井 達也研究室)の論文が大気環境学会誌(55巻4号)に掲載されました。この論文は2019年9月に開催された「第60回大気環境学会年会」にて研究発表した「大気質モデルによるアンモニア濃度を対象とした各種発生源の感度解析」をベースにしています。(伊藤さんはこの発表で「学生・若手ポスター発表賞」を受賞しました)
論文タイトル:大気質モデルによるPM2.5硝酸塩の再現性向上を目的としたアンモニア排出量の更新
著者:伊藤 美羽、櫻井 達也、森川 多津子、茶谷 聡
関連資料
論文掲載ページ(大気環境学会誌HP)
2019年9月大気環境学会年会発表の様子(学生・若手ポスター発表賞受賞)
生命科学・化学系 渡邉 幸夫研究室と(株)きものブレイン(絹生活研究所)との共同研究(2019.4.12~2020.3.31)「まゆ分解生成(アミノ酸系タンパク質)成分含有化粧製剤の皮膚残留性とin vivo経皮試験に関する研究」の成果をもとに開発されたココニカル全身シャンプーが製品化されました。渡邉研究室にて開発した皮膚残留性試験法にて、みどり繭成分含有の全身シャンプーで皮膚を洗い、すすぎ流した後のセリシン成分等の残留評価に協力しました。
絹生活研究所のホームページより(渡邉 幸夫講師)
屋久島経済新聞〔2020年6月11日(木)付〕に、2019年度物理学系 卒業生 大成孔平さんの活躍が掲載されました。
大成さんは学校法人KTC学園屋久島おおぞら高等学校の教員として2020年4月から勤務しています。6月5日・8日、世界環境デーにちなんだオンライン授業を実施し、その様子が屋久島経済新聞に掲載されました。
関連資料
大成さんが掲載された屋久島経済新聞記事
環境科学系の田中 修三教授の著書『土壌の汚染を知る』が水環境学会誌で紹介されました。
当誌は水・土壌環境分野の研究者・技術者等で構成される日本水環境学会の会誌です。
関連資料
水環境学会誌 新刊紹介のページ
機械工学系 機械工学専攻の卒業生が日本機械学会三浦賞・畠山賞、日本設計工学会 武藤栄次賞優秀学生賞、自動車技術会 大学院研究奨励賞を受賞しました。
これらの賞は学部・大学院卒業生のうち人格・学業ともに優秀な学生(自動車技術会 大学院研究奨励賞は自動車分野で優れた研究成果を残した大学院生)に贈られます。
2019年度機械工学専攻修了生表彰
・一般社団法人 日本機械学会 三浦賞
受賞者:萩原 颯人
・公益社団法人 自動車技術会 大学院研究奨励賞
受賞者:村田 直人
・公益社団法人 日本設計工学会 武藤栄次賞優秀学生賞
受賞者:萩原 颯人
2019年度機械工学系卒業生表彰
・一般社団法人 日本機械学会 畠山賞
受賞者:遠藤 智仁
・公益社団法人 日本設計工学会 武藤栄次賞優秀学生賞
受賞者:遠藤 智仁